日本一決定戦本戦までの軌跡【環境編part2】
こんにちは、ポケモン大好き社会人のがぶmasaと申します。今回の記事は題名にある日本一決定戦本戦までの軌跡の環境編part2になります。
今回の記事は少々長めの記事になっています。
ですが、ダブルバトルを始めてみようかなっと思っている人にはチェックして欲しい内容を書いています。
【環境編part2】
今回の記事では、剣盾で仕様変更された点やダイマックスの環境により、活躍しやすくなったポケモンや特性やサポート技について触れていきます。今回紹介するのは、ダブルバトルにおいて高確率で直面する内容ですので、始めての方は知っておいて損はないと思います。
・S操作において行動順の判定が即時適用になった
言葉だけでは伝えづらいので具体的な例を書きます。ダブルバトルでは、2対2でそれぞれのポケモンに指示を出して戦います。
例:おいかぜと砂かき
自陣
相手陣
このような初手対面になりました。S種族値だけで考えれば、動く順番はエルフーン》ドリュウズ》トゲキッス》ニンフィアになります。Sは全て最速として仮定します。今作から行動順はS操作技や天候が発動した直後に適用されます。この対面でエルフーンが追い風を発動すると、即時にニンフィアとエルフーンのSが二段階上昇します。その為行動順番が逆転し、エルフーンの次にニンフィアが行動する事が出来ます。今作ではこの仕様変更がありますので、エルフーンは非常に強化されました。エルフーン=追い風持ちと考えても良いくらいです。
この状況ですが、相手陣の控えに
がいた場合はまた話が変わります。ここで相手がトゲキッスを下げ、バンギラスを出した場合は特性のすなあらしが発動します。ドリュウズの特性が砂かきであれば、行動順が変わります。エルフーンが追い風(いたずらごころとします)を発動し、自陣はS二段階上昇になりますが、相手も砂かきが発動していますので、次に行動するのはドリュウズに変わります。
今回は追い風や砂かきのS二段階を例にしましたが、ダイジェットのS+1やこごえる風のS-1、電磁波のSが1/2等全て打たれた後に判定します。その為、S操作技が過去作以上に重要な要素になりました。シングルバトルにはない要素で最初は混乱しやすいですが、ダブルならではのコンボなので自分の思い通りに立ち回れた時はとても楽しい瞬間でもあります。
・ダイマックス環境によって強化された特性
続いては現環境において、仕様変更はないが恩恵を受けやすい特性をいくつか紹介致します。これもよく現れる対面ですので、覚えていて損はないと思います。
《天候でSが二段階上昇する特性》
すなかき:など ⇒
ようりょくそ:など ⇒
すいすい:など ⇒
ゆきかき:ほぼ見ない為ここでは触れません(笑)
過去作でも活躍していた天候下で暴れられるポケモン達です。パーティー内には天候操作するポケモンが一緒にいることが多いですが、ダイマックス技により、能動的に天候を書き換えして有利盤面を作る事も出来ます。対抗手段がなくなると一方的に殴られてしまいます。おいかぜやトリルやダイジェット等のS操作、天候を書き換えながらの立ち回りが求められます。
《まけんき/かちき 持ちのポケモン》
/など
よく遭遇するポケモンを紹介します。自分の能力が下げられた時にA+2もしくはC+2上昇する特性です。各ポケモンに共通しますが威嚇ポケモン選出の抑制になります。そして、今作のダイマックス技で、環境編part1で紹介したデバフ効果でオススメしたダイアーク(D-1)、ダイホロウ(B-1)、ダイドラグーン(A-1)を相手に選択させづらくする事が出来ます。追加効果が強力なダイマックス技を躊躇させられるのが強みです。ダブルバトルでも活躍している等に強く立ち回れるのは魅力的です。もちろん特性発動後の抜き性能も高いです。
など
ギャラドスは今作でダイジェットをタイプ一致で使える強力なポケモンです。主に後発から投げて、相手の疲弊したポケモンにダイジェットを打ち、一匹突破しながら、Sと特性によってAを1段階上げる動きが強力です。この動きを許してしまうと、打開するのが厳しくなってしまうので、相手のパーティーにギャラドスがいる場合はこのコンボがある事を考慮しながら立ち回る事が大事です。
など
今作品でも強力な特性です。上記で紹介した行動順の仕様変更に伴い、おいかぜを使えるエルフーン、でんじはで妨害するオーロンゲ等が無視しづらい存在になりました。S操作以外でも、相手のAを2段階下げるあまえるや、Dを二段階下げるうそなき等の妨害技があるので、エルフーンとオーロンゲについては、相手のパーティーのポケモンによってこの技も所有している可能性があります。
いたずらごころ持ちの嫌がらせには等の悪タイプポケモンが有効です。悪タイプに対しては妨害技を防ぐ事が出来ます。
《てだすけ 優先度+5》
など
サポートしたポケモンの技をそのターンのみ1.5倍にするダブル専用の技です。ダイマックス技を1.5倍にするだけでも単純に強い。そして、何より優れているのが技の優先度です。優先度+5で発動出来る為、自分のSが遅くても倒される前に使える事、妨害されずらいのが素晴らしいです。想定外の一撃を出せるので、相手の思惑を狂わせてそのまま勝ちを拾える事もあります。強い人程この技を採用していると私は思います。
《このゆびとまれ/いかりのこな 優先度+3》
/など
こちらもダブル専用の技になります。相手の技をサポートポケモンに引き寄せる事により、隣のポケモンを守る事が出来ます。全体技に対しては効果がありませんが、ダイマックス技を引き寄せられる点と優先度+3の技なので、役割遂行をしやすいのと、相手のふくろ叩きコンボ等も妨害できるのが素晴らしい。後に紹介するトリックルームの発動をサポートする時にも使える汎用性がとても高い技です。よほどの事がない限り採用した方が良い技です。
《サイドチェンジ 優先度+2》
など
こちらもダブル専用の技になります。覚えるポケモンが非常に多いので、最初は調べるのが大変かもしれません。隣のポケモンと場所を入れ替える事が出来ます。全体技に対しては効果がありませんが、弱点技をさけたりダイマックス技を回避できる点と、優先度+2の技なので、役割遂行をしやすいのと相手に深読みをさせ判断を迷わせる事が出来ます。私はこの技のおかげもありINCを突破出来たと思っています。見えない勝ち筋を作れるのが強力です。
・注意したい技
《トリックルーム》
など
トリックルームを使える一部ポケモンを紹介します。トリックルームを使えるポケモンはこれら以外にもたくさんいるので、調べておいて損はないと思います。このポケモン達と組まれているややはトリックルーム展開が多いので、トリックルームを妨害したり、トリックルームを凌ぐ立ち回りが必要になります。始めの内はお好みでトリル展開をするパーティー、妨害するパーティーのどちらかを試してみて、自分の好きなパーティーを使い続けると、相手にされて辛い立ち回り、崩し方などを学べると思います。
《あくびやねむりごな等の催眠技》
S:
A:
B:
私の中の要警戒レベルですが、Sランクのポケモンについては催眠技を考慮した方が良いです。特にフシギバナに対しては、ほぼパーティー内にがいるはずです。天候書き換えによってS2段階上昇してからの眠り粉が強力です。ダイマックスポケモンに催眠技を当てられてしまうと、ダイマックスが生かせず不利展開になります。
あくび持ちのカビゴンやトゲキッスについても、どのタイミングでダイマックスを使うか、常に考慮しながらの立ち回りが重要です。
催眠技に関しての対策もいくつか紹介します。
①技を打たれる前に突破
②ラムの実やぼうじんゴーグル
③ちょうはつで妨害
④ダイサンダーやダイフェアリーで防ぐ
⑤技が当たらない事をお祈りする
ここまでお読み頂きありがとうございます。
ダブルバトルで主に遭遇しやすい一例を紹介致しました。次に上げる対策編ではダブルバトルならではの並びやコンボについて紹介致します。