【S9使用構築】【最高2007/最終2007】ステロ展開 バシャテテフ
はじめまして。初投稿となります、ポケモン大好き社会人のまさと申します。
この度初めてポケモンUSMシングルレートで2000を達成する事が出来ました。
レート2000達成を記念して、今回活躍してくれた6体のポケモン達を紹介して行きたいと思います。
★構築経緯★
環境トップメタであるミミッキュをあらゆるシーンで、突破したいという思いから採用した、アイアンヘッド持ちメガギャラドス。
ギャラドスが火力不足なので、そこを補填する為に先発や有利対面でステルスロック(以降ステロと略します)を撒くランドロス。
ステロ撒き後に高火力で一貫を取れるスカーフテテフ。
カバマンダ対策や鋼ポケモン突破、広範囲に打点を取る為に採用した両刀メガバシャーモ。
水タイプに対しての処理を早める為のボルトロス。
鋼枠で嵌め性能も狙えるテッカグヤ。
という流れでパーティーを作りました。
★コンセプト★
先発でステロを撒き、裏のポケモンで積み技を使って3タテを狙う。テテフの一貫がある場合は、easy winを取りに行く。
それでは、個別解説にうつります。
★個別解説★
性格:やんちゃ
特性:かそく⇒かそく
持ち物:バシャーモナイト
実数値と努力値:
155/215(124)/100/181(244)/90/138(140)
高レート帯で多いカバマンダ対策としてレート最終日3日前に起用。少し珍しい両刀メガバシャーモ。
1加速で135属抜きです。
技構成はフレアドライブと守るは確定です。地震の採用理由は、アーゴヨン、後出しドヒドイデに対して刺さる所、ヒードランやバシャーモに対して、守る読みをせずに安全に打点を取れる事、ギルガルドに対してキンシに怯えずに打点が持てる事、等を理由に採用。そして、最後はめざめるパワー(氷)。この子を採用した理由はここからです。
この後の内容は、ステロのダメージが入っている事が前提です。
チョッキ持ち以外のH特化ランドロスを後出し、対面からでも高確率で突破可能、H特化メガボーマンダも高確率で突破可能なので、ほとんどのメガボーマンダを鎮めてくれます。タイプ受けで悠長にしてくる身代わりや竜舞を許しません。ですので、カバマンダガルド構築に対して、easy winも狙えます。
選出率1位
・カプ.テテフ
性格:ひかえめ
特性:サイコメイカー
持ち物:こだわりスカーフ
実数値と努力値:
145/※/96(4)/200(252)/135/147(252)
技:サイコキネシス/ムーンフォース/
シャドーボール/10まんボルト
C補正のスカーフテテフ。この子はいつも対策する側で自分で使うのが今回初めてでした。今シーズンを通してこのポケモンが大好きになりました。レート2000達成の最終戦でも感動ドラマを作ってくれました。このパーティーのエースです。
技構成はサイコキネシスとムーンフォースは確定です。ギルガルドやメタグロス等に削りを入れる為のシャドーボール、後出しテッカグヤに対してやヒードランに対してマヒ効果も期待できる10まんボルトで採用しました。
とにかくサイコフィールド下のサイコキネシスが強すぎです。バシャーモとの組み合わせも良好で、先制技に縛られない、スカーフ持ちなので、ほとんどのポケモンに先制で高火力を押しつける事ができます。フェアリー技の通りの良さ、鋼ポケモンがいない時の一貫がとにかく強い。この一言につきます。
先手を取られるのが、最速のメガプテラ、メガスピアー、フェローチェ、最速S83属以上のスカーフ持ちですが、スカーフ持ちポケモンに先制を取られた時でも、後続ポケモンの積み技の隙が出来て、ただでは退場しないのも強い所でした。選出率も非常に高く、次に紹介するランドロスと同じくらい、迷ったらとにかく投げていました。
選出率1位
・ランドロス(霊獣フォルム)
性格:いじっぱり
特性:いかく
持ち物:きあいのタスキ
実数値と努力値:
165(4)/216(252)/110/※/100/143(252)
AS意地ランドロス。
技構成は、地震、岩石封じ、ステロは確定。最後はステロ撒きの後に迅速に削りを入れつつ、なおかつ相手の積み起点を回避しながら後続へと繋ぐ為に、大爆発を採用しました。
A216の高火力地震、特性いかくのAダウン、フェアリー勢にも抜群を取られない、地面技無効、岩石封じによるS積み起点阻止、ステロ撒き後に削りを入れつつ自主退場できる大爆発、カバルドンのあくびループ回避、環境に多かった身代わりマンダにも身代わりを壊して退場できる所が優秀です。
ステロ撒きが出来ない初手メガメタグロスや、ギルガルドもタスキを盾に高火力の地震で後続のポケモンに引き継ぐ事が可能と非常に使いやすかったです。
初手リザードンYに対しても岩石封じで対応でき、ミミッキュに対しても、イタズラな型でなければそこまで不利ではありません。
マンムーやゲッコウガ入りには先発で投げにくいですが、そこはステロ撒き以外の立ち回りで対応していました。
選出率1位
性格:ひかえめ
特性:ビーストブースト
持ち物:ヒコウZ
実数値と努力値:
173(4)/108/123/174(252)/121/113(252)
技:エアスラッシュ/ボディパージ/宿り木の種/
身代わり
先に紹介した両刀メガバシャーモと一緒に後半戦に連れて来た子。それ以前はこの枠はナットレイを採用していました。テテフ牽制の鋼枠。
技構成は、範囲が取れるエアスラッシュ、耐久ポケモンを上から嵌める、宿り木の種&身代わり、そしてS↑2から無双を狙う為のボディーパージで採用しました。
ステロ展開からのボディーパージ積みで、無双していくプランで採用してみたが、それなら最速個体の方が良かったのかと思います。出したのは終盤一回だけでした。
選出率6位
・ボルトロス(霊獣フォルム)
性格:おくびょう
特性:ちくでん
持ち物:カクトウZ⇒デンキZ
実数値と努力値:
171(132)/104/91(4)/176(84)/105(36)/168(252)
技:10まんボルト/めざめるパワー(氷)/悪巧み/
気合い玉
広範囲にささるZ枠。S100属を抜く最速ボルトロス。C特化テテフのサイキネ高乱数耐え調整で起用。この子も今回使うのが初めてでしたが、刺さる時にはめっぽう強い子で、3タテする事もあった影の仕事人でした。
技構成は、10まんボルトとめざぱ(氷)は確定です。
バシャーモが出せない時のナットレイやヒードラン、ポリゴン2への打点、電気無効の地面等にも対応する為の気合い玉、受けループ対策、相手の隙をみて、3タテを狙う為の悪巧みで採用しました。
ここまでで処理が遅くなりがちな水タイプへの回答、ランドロスの迅速処理、ボーマンダやグライオン意識のめざぱ(氷)、こちらのテテフのサイキネに対して、後出しテッカグヤを想定しての引き先や、ギャラドスへの電気技読みの引き先として使う事も多かったです。
レート中盤までは、ボーマンダ入りパーティーにこの子を選出する事が多かったですが、終盤は先程のメガバシャーモの採用によって、あまり選出する事がありませんでした。
選出率5位
性格:ようき
特性:いかく⇒かたやぶり
持ち物:ギャラドスナイト
実数値と努力値:
メガ前 171(4)/177(252)/99/※/120/146(252)
メガ後 171(4)/207(252)/129/※/150/146(252)
技:滝登り/氷の牙/アイアンヘッド/竜の舞
もう一匹のメガ枠で今回の構築の始まり。ASぶっぱの陽気ギャラドス。地面無効、耐性が優秀、メガ進化する事によってタイプが変わる所、かたやぶりで特性頼みのポケモンを洗い流せる事、特性いかくによって無理やり竜舞を積んで、3タテを狙える大好きなお魚さん。
技構成ですが、滝登り、氷の牙、竜の舞は確定です。そして、テンプレの地震ではなくアイアンヘッドを採用しました。地震の方が範囲は広く取れますが、アイアンヘッドにする事によって、たくさんのメリットが生まれました。
環境トップメタのAS、ABミミッキュに対して、対面からの竜舞で黙らせる事が出来ました。
挑発持ち、トリル、鬼火持ち、ステロダメージ入ってからの対面等は返り討ちにあいますが、あまり数が多くないのが救いでした。
それ以外のシーンだと、キノガッサ対面でも多少抗える点、1竜舞後であればマリルリ、カプ.レヒレ、アシレーヌに対しても3割怯みで突破できる可能性が生まれる点、高耐久のカバルドンに対しても、木の実発動前の怯みチャンスからの滝登り、と無限の可能性を持っています。
リザードンYの日照り効果で、滝登りを耐えると踏んで出てくるミミッキュをわからせる、カプ.ブルルはステロ込で落とせる可能性がある事や、カプ.テテフはスカーフ持ち以外は確定で倒せます。
それとこのギャラドスはメガ進化するタイミングが非常に重要です。
メガバシャーモ対面でメガ進化するかどうかの駆け引き、後続ポケモンを考えながら、非メガで立ち回る事も出来る点、いかくクッション、激流ゲッコウガに対しても、やけどを引かなければ十分に仕事をしてくれました。
小さい頃から今でも大好きなポケモンです。
選出率3~4位
ここからは、主な選出方法をご紹介いたします。
【基本選出】
++。
先発でステロを撒き、起点になる前に退場し、を死に出しして、で竜舞。
基本の投げ方。ステロが刺さるやがいるとき、タスキ持ちと思われる等は、ほとんどこの選出でした。
【構築】
++。
もしくは、
++。
先発でステロ撒きし、カバを削りながら退場。死に出しのorで処理しながら立ち回りました。最後はor。
【構築】
++。
先発でステロ撒きして、の起点にならないように、退場し、。
【苦手なポケモンと選出方法】
、入りパーティー。
この場合は、先発ではなく、にする事が多かったです。
初手は、ムーンフォースを選択し先制で倒します。タスキ持ち、スカーフ以外では引かれる事が多かった。裏の起点にならないように、とを連れていき対応しました。
には、サイコキネシスから入ります。一発耐える調整が多いですが、ほとんど突破してくれます。相手のパーティーにがいるときは、も連れていきました。その時によっていろいろ変えて対応していました。
、が一緒にいるパーティー。
この2匹入りのパーティーは、出し負けすると一気に苦しくなります。最初はを初手に投げてましたが、対面になると非常に苦しい展開になるので、レート中盤からは
を投げる事が多かったです。
ならば地震、は裏にステロが刺さる時には、ステロ撒きして退場。それ以外は、岩石封じからで竜舞して、に託すような立ち回りでした。
、。
初手がほとんど。先発で地震。相手のアイへの3割怯み、思念の2割怯み、冷パンの氷漬けを切り抜けないと非常に辛いです。死に出しで、orで突破し、最後に。
【ほぼ無理ゲーポケモン】
準速なら抗えるが、最速だと必ず先制を取られる為非常に辛い。ほとんどが珠持ち、タスキでしたので、一匹以上被弾してしまう為、ほとんど勝てませんでした。
高耐久でこちらの一撃を耐えてくるので、返り討ちにされます。欠伸持ち等にも相手の好き放題やられる展開になります。の膝不採用が、敗因です。
、入りの受けループ
先発で悪巧みをしても、で眠らされたり、クリアスモックで積みリセットされてしまう為、ほとんど勝てません。
★まとめ★
ここまでの6体で今シーズンいろんな方と対戦し、時には苦しい時期もありましたが、レート終盤では高レート帯の方とたくさん対戦出来て、とても楽しかったです。
久しぶりのレート対戦復帰でしたが、ポケモンがホントに大好きなんだなって実感しました。
そんな思い入れのあるポケモン達と戦ってきて、レート2000を達成出来た時は、何事にも耐え難いとても嬉しかった瞬間でした。
長くなりましたが、少しでも多くの人に、ポケモン対戦の楽しさを知って貰いたいという思いで執筆しました。ここまで読んで頂きありがとうございます。S9お疲れさまでした。